女子ソロキャンプを楽しむ為の心得【これさえ守れば安全です】
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目次
昨今よく耳にする「ソロキャンプ」ですが、今やこのソロキャンプは男性だけのものではありません。女子一人でキャンプを楽しむ「ソロキャンプ女子」なるものも流行っています。しかし、始めてみたいけどいざ行くとなると、不安な事はたくさん……
今回は基本的な事や心得をまとめました。
この記事を読んだら…「女子ソロキャンプに行く際の基本的な心構え」がわかります!
女子ソロキャンプを楽しむ為に
最近はアニメや漫画の影響もあり、女性が一人でキャンプに行く、「女性ソロキャンパー」が増えています。SNSなどでも女性が一人でキャンプに行かれている様子をUPしている方も散見されます。
しかし、女性が一人でキャンプをするという行動にはそれなりの危険が伴います。
そもそも野外で寝泊まりをするという行為自体は全キャンパーに共通していますが、女性一人となると危険度は上がってしまうのは事実です。
では、一体どのような危険が想定されるのか、を見ていきましょう。
女子ソロキャンプに存在する危険
①近隣サイトとのトラブル
女子ソロキャンパーの方のブログやSNSを見てみると、自分のサイト付近の利用客とのトラブルも伺えます。例えばですが、「知らない人がテントの前に居座ってしまい、中々帰ってもらえなかった」などなど。
②夜間や就寝時のトラブル
トラブルは、暗くて人気のない夜間や就寝時に起こりがち。「寝ている間に他人がテント内に入り込んでいて、いつの間にか写真を取られていた事を後日SNSで知った」というような、身の毛もよだつ事例の報告もありました。
③盗難に会うトラブル
どうしてもグループキャンプメインの方がソロキャンプに挑戦する場合、防犯意識が低下しがちです。盗難も女性ソロキャンパーに限った話ではありませんが、女性一人だと狙われる確率はグンと高くなってしまいます。
女子ソロキャンプを楽しむ為の心得①:キャンプ場選び。
①電波が入るエリアでキャンプをしよう
まずは電波の確実に入るキャンプ場でキャンプをするようにしましょう。
自然を追い求めて山奥のキャンプ場などに行くと電波が入らず圏外となってしまうキャンプ場もあります。慣れるまでは電波の入るキャンプ場を利用して、いざという時に、連絡を取れるようにしておきましょう。
②管理人常駐のキャンプ場を選ぼう
管理人が居る居ないはとても大きな要素になります。防犯面からだけでなく、何かあった時にも助けを求められるので、安心感があります。受付時は居ても、消灯後はキャンプに管理人が不在になる場合もあるので、事前に確認しておくことをお勧めいたします。
初心者・ファミリー層に人気の高規格キャンプ場は割と管理人が常駐していることが多いです。また、情勢一人の場合は、河原や無料開放しているキャンプ場の利用は避けるようにしましょう。
③サイトはフリーよりも区画が安心
サイトを選ぶ際に境界線のない所謂フリーサイトではなく、しっかりと区画分けされている、区画サイトを選ぶようにしましょう。出来るだけ、各自のスペースが分けられているほうが、トラブルになりにくいです。
女子ソロキャンプを楽しむ為の心得②:装備で安全性を高める
①安心できる全室付きのテントを選ぶ
ソロキャンプを楽しむ為に、オープンタープの下で大胆にコットン泊!もいいですが、
安全性を考えると、やはり女性一人にはなかなかお勧めできません。
女性ソロキャンパーには、テント外の共有スペースとの距離が取れる全室のあるテントが安心です。荷物置き場にもなるので、すっきりとまとまります。
また、テントの内側からカギをかけるのも効果的です。
②防犯グッズの導入
誰かが近づくとライトが付く、人感センサー付きのライトなど、防犯意識が高いことを思わせますし、侵入者もあせって逃げる可能性があります。
合わせて防犯ブザーなども準備しておくとよいでしょう。
③一人じゃないことを思わせる。
自分の靴以外に割と大きめのサンダルや、靴を置いておくことによって、自分一人ではないことを思わせます。こちらによっても防犯意識が高いことを周りに伝えることができます。
女子ソロキャンプを楽しむ為の心得③:振る舞い方
①無駄に打ち解けすぎない
近くのキャンパーや、管理人とのコミュニケーションはキャンプの中では良くあることでありますが、ソロで行く際は、あまり打ち解けすぎると勘違いを招く可能性があるため、控えめにしたほうが無難です。
②場所が特定できるキャンプ場をリアルタイムでSNSにあげない
リアルタイムでどこで、ソロキャンプをしているという情報をSNSでUPするのは危険が伴います。
時差で投稿するか、もしくはロケーションから居場所を特定されないように、意識して写真などを撮影するようにしましょう。
6、まとめ
初心者女子ソロキャンプについて、気になる点についてまとめてみました!
いかがだったでしょうか??
自由で思うがままに楽しめる女子ソロキャンプですが、同時に多くの危険も伴うことを常に意識して、準備から対策まで万全の態勢で臨みましょう。
そのうえで、思う存分楽しんでみてください!