この記事を書いている株式会社Sorichは、100以上のキャンプ場のビジネスに携わり、キャンプ場使い放題のサブスクサービス “Outdoor Life” を運営しています。その経験を生かし、キャンプに関する情報・ノウハウを余すことなく公開します♪
株式会社Sorich
ここ最近ブームになりつつある、ソロキャンプ。本記事を作成している5月時点でだんだん気温も暖かくなり、最高のキャンプシーズンが近づいてきましたね。
そんなソロキャンプブームも相まって、キャンプ場も多く増えてきました。
設備がしっかり整った、キャンプ場もいいですが実は【野営キャンプ】という選択肢もあることをご存じでしょうか
「日本は法律で野営を許可している場所はない」とも聞きます。日本では野営できる場所はないのでしょうか。野営できる場所、野営地の探し方や注意点をご紹介します。
◎キャンプ場以外でキャンプすることを野営といいます。
管理されたキャンプ場と違い、万が一、事故や火災を起こしてしまった場合はキャンパー自身がすべての責任を取る必要があります。
野営キャンプの魅力とはズバリ自由なことでしょうか。何もない自然に身を周りに人もいない中で自由気ままに楽しめる特徴があります。
◎野営キャンプ特徴
・自由気ままに時間を過ごせる
・自分だけの特別な景色を楽しめる
・サバイバル感がある
・誰もいない場所を独り占め
「日本には野営できる場所はない」とよくいわれます。これは厳密にいえば「野営してもいいですよ」といっている場所がないということ。ホームレスが公園や誰のものかわからない里山でしているのは「野営」いがいの何物でもないのですが、まったくなくなることはなく続いています。
使用したあとでも現状維持でき、火の取り扱いなどに注意すれば厳しく罰せられない「白に近いグレーの場所」は探し方によってはあります。
日本の土地は私有地か共有地のふたつに分けられます。私有地とは個人が所有している土地のことで、共有地は国や各自治体が管理している土地のことです。
どちらも許可を取ることが野営を行う上で必須条件になります。許可が取れれば、安心して野営をおこなうことができます。
◎私有地
当然ですが、土地の所有者に許可をとらなければ使用することはできません。許可が取れれば野営も可能ですが、所有者を特定し連絡をとることが困難な場合もあります。
◎共有地
複数の人が所持している所有地は、管理している役所や自治体に確認を取ることが必要となります。
ずばり、野営キャンプに適した場所は「河原・河川敷」です。
理由は河原・河川敷で野営キャンプをする際に許可の必要・不要に関して決まりが厳しくないからです。
以下の通り、占有でなければキャンプは許可が不要であることが分かります。
以下、引用
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1) 河川法第24条の占用許可を受けることを要しないもの
運動場及び公園緑地等の利用目的をもって、河川区域内の土地を占用しようとする場合は河川管理者の許可が必要ですが、次の場合には不要です。
[1] 自由使用の場合(水泳、洗濯、魚釣り、遊技等)
[2] 河川区域の土地で、その土地の権原を有する者がその管理する土地を使用する場合。 (ただし、当該土地であっても、工作物の新築等の許可、土地の掘削等の許可は必要です。)
河川 | 国土交通省 関東地方整備局
野営キャンプをする際には、以下の点に注意しましょう。
・許可が必要かしっかり確認
・ゴミはしっかり持ち帰る
・火消しを忘れずに
・汚れた食器を持ち帰り、家で洗う
・携帯トイレでの用を足す
いかがでしたでしょうか、今回は野営キャンプについてご紹介させていただきました。
Theサバイバル感満載の「野営キャンプ」はとても魅力的でいつかは挑戦したいですね。
多くの注意点がありますので、ルールを守って野営キャンプも楽しみましょう!
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